通訳ガイド ふるちゃんのブログ

7年間のペーパー通訳ガイド生活から、2018年春❗ついに卒業いたしました💕関西エリアを中心に活躍中⁉

自分の思い込みを外してみる!

こんばんは!駆け出し通訳ガイドふるちゃんです。
Happy Halloween~💛

秋の夜長、みなさんはいかが、お過ごしでしょうか?
このブログを始めて、1年が過ぎました。去年の今頃は「ペーパー通訳ガイドふるちゃんのブログ」でした。

自信は全然なかったけど、やっぱり、資格持っているんだから活かして稼ぎたいと一念発起。少しずつですが、「駆け出し通訳案内士」と名乗れるようになってきました。
はっきり言って夢のよう💛
協力してくれている家族にも感謝💛

ペーパー通訳案内士時代から現在進行形で、色々書いてきましたが、ちょっと自分自身のことを書いてみたいと思います。

私の家庭環境をざっくりいうと、亡き父は獣医。母は、元新聞記者でした。母方の祖母と同居で、私は一人っ子。そして、周りには「一人っ子だから、甘やかされている。わがままだ。」と刷り込まれて育ちました。なので、常に周りの目を意識して、わがまま言わないように気を付けて生きてきました。

しかも、両親は優等生だったから、勉強ができて当然という目で見られていました。結構、当時は、辛かったです💦。小学校4年生くらいまでは、何事にも自信が持てず、勉強も運動もできないぼぉ~っとした子供でした。残念ながら、男の子にモテるようなかわいい女の子でもありませんでした。

同居している母は、今は、優しいし関係も良好ですが、当時は、厳しかったので、点数の悪いテストなんて、とてもじゃないけど見せられなかった💦

 しかし、小学校4年生のとき、ひょんなことから、友達のお母さんから「ゆうこちゃんは、お父さんとお母さんのいいところを全部忘れてきたような子よね~」と半ばバカにされたような言葉を投げつけられたことがきっかけで、自分を変えようと決めました。

くやしかったけど、あほやから、言い返せない。

自分が、周りにバカにされずに、一人でも生きていける方法を真剣に考えました。10歳の時、生まれて初めて、自分なりに自分の人生について考えました。

歌が好きだけど、自分は、かわいくないから、売れないだろう。おそらく食べていけない。やめておこう。

ピアノも好きだけど、私よりもっともっとうまい子がいっぱいいる。プロでやっていくのは、無理・・・大好きなお笑いは、上沼恵美子さんのように、テレビの前で、あそこまで早口で面白いことしゃべる自信は…ない💦というわけで、消去法をしていくと、「勉強するしかない」という結論に達しました。
というわけで、遅れ気味の勉強をしっかり始めました。

結果的には、やればやるほど、できるようになり、中学校では、成績も、そこそこ良くなり、地元の進学校へ行きました。その間、面白いと思いだしたのが、英語の勉強で、将来は、洋楽を訳す仕事や、戸田奈津子さんみたいにトム・クルーズの通訳をやりたいと思っていました。

しかし、第一志望の外大に不合格・・・関西学院大学に入りました。そこで、インドネシアの学生を日本に迎え入れ、日本文化について紹介する国際交流プログラムに参加しました。歌舞伎や、日本の歴史、経済、政治制度、公衆浴場のマナーなどを、英語で説明するために勉強しました。自分自身も、日本について発見があったし、何より、自国の文化を英語で説明してわかってもらえる、楽しんでもらえることが、すごくうれしかったです。そして、同じころ、通訳案内士という仕事があるというの知りました。受けようと思ったけど、問題見て、難しかったので、とても、目指せる資格ではないと思ったことを覚えています。

それから、約10年後、仕事をやめて、育児に専念しているときに、以前から、あこがれだった通訳案内士の資格を取ってみようと思い立ち、資格を取りました。

でも、仕事はすぐに始められませんでした。
家庭の状況もあったけど、一番の要因は、一歩踏み出せなかったこと。自信がなくても、行動できる人と自信がなくて行動できない人がいます。
その違いはなにか。たぶん「自己肯定感」が高いか低いかだと思います。なにか新しいことを始めるとき、不安になったときに、「お父さんとお母さんのいいところを全部忘れてきた子供」という言葉が頭をよぎる・・・つまり、自己肯定感が低かったのです。

それを、払しょくするのに、実は30年以上かかりました。

以前にもご紹介しましたが、それを払しょくできたのは、酒井秀介さんの「稼げる通訳者養成講座」でした。この講座では、自分のこれまでの人生を振り返るワークがあります。そこで、知らず知らずのうちに、この言葉が自分を縛っていたのかもしれないということに気づきました。酒井さんとのセッションでは「命をとられるわけじゃないんだから、やってみたら」と何度か背中を押していただきました。この1年間は、ある意味、周囲と調和を取りながら、自分らしく生きていくために模索した1年だったかもしれません。きっと、模索は続くんだと思いますが・・

今は、あのキツイ言葉を発した友達のお母さんにも感謝しています。あの言葉がなければ、勉強していなかっただろうし、勉強したことで得られたことは、数え切れません。進学して出会ったかけがえのない友人、様々なご縁、体験・・・そして、勉強があんまり苦にならなくなったから、通訳案内士の資格も取れました。

また、「一人っ子だから、わがままに違いない」と周りに思われ易いと自覚したから、そう思われないよう周りの人の気持ちを考えたり、周りの人の行動を意識できるようになった部分もあると思います。

その他にも、私は、不器用だと言われ続けてきました。どんなに勉強頑張っても、家庭科は5段階中2。下から2番目。

そんな私が、料理教室で仕事をしているのも、考えてみると奇蹟的なことなのです!
裁縫も得意ではありませんでしたが、何度か子供のために手作りしてみたいという気持ちが出てきて、挑戦してみました。

先日は、娘の小学校で調理実習があり、そのためのエプロンを作りました。作り方を書いた紙をじっとにらめっこしながら、一晩かけて縫いました。

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娘は、動物園、水族館が、大好きで、エプロンのデザインは、ペンギンかクジラか、シャチがいるのがいいと言い出しました。

既製品では、そういうデザインのものは、見つからず・・・
手芸店で、奇跡的にシャチの柄をゲット🎵
ペンギンは、ワッペンで。
ある意味、奇跡のコラボ❗ができました。

自分を型にはめない。
自分の思い込みを外してみよう!
そして、のびのびと生きていこう!

訪れたチャンスは、一見、できそうにないことでも、ご縁を感じたら、ありがたく挑戦しよう!

周囲にバカにされてもいい。
周囲の人たちに助けてもらってもいい。
助けていただいたこと、支えてもらっていることに感謝しながら、自分ができることをやって、恩返しをしていこう。

最近は、そう思えるようになりました。


秋の夜長に、自分の人生をちょっと振り返ってみたふるちゃんでした!
すべての経験に感謝💛

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
よし、明日も、楽しく生きよう💛