通訳ガイド ふるちゃんのブログ

7年間のペーパー通訳ガイド生活から、2018年春❗ついに卒業いたしました💕関西エリアを中心に活躍中⁉

インド英語攻略法!

 こんばんは!駆け出し通訳ガイドのふるちゃんです!

 

 今日は、ちょっと、まじめに!?お仕事のことをお話ししたいと思います😊

 

 今年に入って気づいたことで、他のガイドさんのお仕事ぶりなども拝見していても感じるのですが、インドの方を案内する案件が増えているように思います。

 

 私も4月に初めてインドの方をご案内しました。

(旅行会社からは、2組のハネムーカップルとお聞きしていたのですが、実際お会いしてみると、2組のご結婚20年以上のご夫婦でした。ハネムーンじゃなくて、フルムーンカップル😊こういう情報の間違いもあるんですね~)

個人的な旅行は、1件だけですが、学会などの団体のツアーだと、必ず、インドの方が何人かいらっしゃいました。

 知人のガイドのみなさんも、インドの方の英語のリスニングに苦労されているようです。インドの方を担当する前に、「リスニングが大変」と、いろんな方からお聞きしていたので、対策がてら、こちらの2冊の本を購入し、CDを聞いて、耳慣らししました。

 しっかり熟読して対策する時間はなかったのですが、耳慣らしするだけでも、ガイドの仕事をするうえで、聞き取りがかなり楽でした。

 インドはイギリスの植民地だったので、インドの方の英語は、一般的に、イギリス英語と現地のヒンディー語の訛りが混ざっています。一方、日本人のほとんどが学校教育で耳にするのは、アメリカ英語、場合によっては、アメリカ英語の影響を受けた日本語訛りの英語ということになるので、日本人にとっては、聞き取りにくいということなんですね。

 なので、時間があるときに、こういう教材を使って、勉強しておくのも、次の仕事の準備になります。

 私自身は、聴覚優位なので、こういう訛りを聞いてモノマネするのは、好きな方です。(決して、上手いとか、得意というわけではありません😊)

 通訳ガイドのお仕事は、英語のガイドは特にそうですが、いろんな訛りのある英語に触れる仕事だと思います。お客様が何を求めているのかを知るには、リスニング大事です。そういった意味でも、この2冊の本、とても助かりました。どちらの本も、インドの人の習慣やインド社会が垣間見られるコラムがあり、こちらも、興味深くて、役立ちました。

 急に、インドの人と英語で仕事しなければ!という状況になった場合も、こちらの2冊の本おすすめです。2冊とも著者は同じ方なので、基本的な部分は重なっています。なので、さらに、大急ぎで、インド英語に対応しなければ!という場合は、「インド英語のツボ」(アルク)の方を、個人的には、おすすめします。なぜなら、薄くて、コンパクトな大きさで、値段もこちらの方が安いからです。しかも、「必ず聞き取れる5つのコツ」と謳い文句にあるように、インド英語の特徴がわかりやすくまとめられています。

 ちなみに、インドのお客様から聞いたお話ですが、「風雲たけし城」(Takeshi's Castle)が、インドで人気だそうです。私も、子供のころ、よく見ていました😊。こういう一見くだらない知識も役立つのが、通訳ガイドのお仕事の面白い所でもあります(⌒∇⌒)